8月22日(水)の講習会当日まで、あと10日あまりとなりました。
ご参加が決定しているみなさま、先月にお送りいたしました《予習動画》のほうは、お楽しみいただけておりますでしょうか……?!
ワークショップ当日は、私もみなさまと一緒にレッスンを受けさせていただきたいと思っておりまして(どうぞよろしくお願いいたします!)、気がつけば川島麻実子さんのお手本映像を繰り返し観てただただうっとりしておりますが、“予習”という意味ではまだサッパリです。。。
まだ時間は充分ありますから、これからがんばります。
さて、今回の講習会でみなさまに踊っていただきますのは、『ラ・バヤデール』よりニキヤの花かごの踊り。
……そう、“花かご”の踊りです。
キトリに扇が欠かせないように、あるいはエスメラルダにタンバリンが欠かせないように、ニキヤには花かごが欠かせません(`・ω・´)
というわけで、みなさま、当日はぜひ“かご”をご持参いただけますよう、お願いいたします。
当講習会にお申込みのみなさまには今さらご説明する必要もないかと思いますが、〈花かご〉は、ニキヤの悲劇を際立たせる非常に重要なアイテムです。
まさにいま目の前で、愛するソロルが別の女性と結ばれようとしている――そんな時に手元に届けられるのが、ソロルからの贈り物だという花かご。
「これはきっと、彼がまだ私を愛しているというメッセージに違いないわ……」
そう信じることで必死に心を慰めていたのに、その花かごの中には、彼女の命を奪う恐ろしい毒蛇が仕込まれていたという……うう、切ないです(ノ_・。)
この振付は、花かごを手に持って踊るように振付けられているわけですから、やはりちゃんとかごを用いて踊ったほうが、正しいポーズ、正しいステップを形作ることができるはずです。
また、小道具は役を演じるためのスイッチでもあると思います。
“エア花かご”ではなく、リアルなかごを手に持って踊ると、感情の湧き上がり方や演技のしやすさが大きく変わってくるに違いありません。
そのようなわけですので、みなさまお忙しいところ大変お手数ではございますが、ぜひとも、ぜひとも”かご”のご準備をお願いいたします。
かごは、ご自宅にあるものや、100円ショップなどで手軽に手に入るもので充分です。
サイズは直径20センチ前後、深さは5~6センチあればベストかなと思いますが、もちろんそのあたりは適当で構いません。
例えば私は、こんなのを買ってみました↓


ちなみに、みなさまには“かご”だけご用意いただければ大丈夫です。
中に仕込む“蛇”は、こちらで人数分ご用意いたしました (`・ω・´)キリッ


これを当日の受付時にお配りしますので、各自ご持参いただいたかごにセットしてお使いください。

あと、もし花も飾ってちゃんと“花かご”にしたいという方がいらしたら、それももちろんOKです!
どうぞご自由にご用意ください。(ただし蛇を仕込むスペースは確保をお願いいたします)
ただですね……ひとつだけ、気が付いたことが。
わたくし、先ほどさっそく蛇入りかごを持ってちょっとだけ踊ってみたのですが、この花かごの踊りって、けっこうかごを振り回したり、掲げてジャンプしたりっていう動きがあるんですね。
すると、スキあらば蛇のやつがピョコッ!とかごから顔を出したり、しっぽを跳ね上げたりしまして、これじゃ〈花かごの踊り〉じゃなくて〈蛇かごの踊り〉って感じだな……と(´・ω・`)
みなさま、当日はうまいこと蛇を押さえながらかごを握る、みたいな感じで、持ち方を工夫しながら踊るよう、お願いいたします。。。
それではみなさま、暑さ厳しき折から、どうかお体に気を付けてお過ごしいただきまして、当日は元気にめぐろパーシモンホールへいらしてください!